本年度睡眠学会が開催されました!
この3日間、様々な演題について講演やセミナーが行われましたが、年々演題の分野が広がっていくように思われました。
学会に付随して、14日には市民講座(眠りの病気について)が開かれ、また同日、子供のための睡眠教室が開催されたのは、大変意義のある事だと思いました。
現在は大人の睡眠事情に影響されて、子供の睡眠状況が非常に悪くなっているからです。来年の学会もこのような取り組みを広げてほしいと考えます。
演題では、働き方改革に関係して「労働者の休養・睡眠対策」、子供の睡眠に関して「発達障害と睡眠障害の関連性」「未就学児の睡眠問題」などが当協会の参加者の興味を引きました。
日本における睡眠学は、2001年に日本学術会議で睡眠学研究の推進を提案したというとても新しい分野であって、欧米先進諸国に比して、まだまだ若い段階です。
当協会ではこうした学術研究の成果をできるだけ、広報活動に役立てたいと思っています。